タバコ病
著名喫煙人のコーナー
喫煙している著名人
(著名人=良く知られている人々)


タバコ病で亡くなった可能性のある著名喫煙人

No.01 セントルイス

星セント(本名村山袈裟夫=むらやま・けさお)
肺がん下咽頭がんのため、
2004年7月22日死亡。享年56歳。

星ルイス(本名藤江充夫=ふじえ・みつお)
肺がんのため、
2005年3月10日死亡。享年57歳。

徹子の部屋によれば、このお二人は、それぞれ、かなりのヘビースモーカーだったようです。

徹子の部屋(平成15(2003)年2月25日)より抜粋

黒柳徹子「そうですか。さてさて大変な大病をなさったそうでとてもびっくりしてしまうんですけどもとにかく一緒に漫才をやってらした時におととしですか。

星セント@そうですね2002年の元旦ですね。

「2002年の元旦。そうすると去年の元旦

@そうですね。突然舞台で声が出ないので、
相棒もびっくりしたと思うんですよ。

星ルイス:
それはびっくりしますよ。しゃべれないですからほとんど。
もう結局舞台へ上がる間際ですからね。

「声が出なくなった。でもまぁ風が何かと

@思ったんですよ。

:でもその前にある名古屋でパーティーがあってそこのところでやったんですよ。その時に漫才の終わりごろに声がポンと飛ぶような感じがあるんですよね。そのときに僕はのどがおかしいな。よく声が飛んじゃやったとかなんとかあるでしょう。そうなのかなとおもったんですよ。でもちょっとなあ。

「それはおととしのことだったからね。でも本式に声が出ないと舞台になったのは去年のお正月。まお正月のおめでたいステージをやってらっしゃるところで。それで病院にいらっしゃって

@それで調べたらのどかと思ったんですけども調べたらわからないのでCTスキャンをとって最後の1枚が肺にかかっていてそれでちょっとおかしいから調べたら肺がんだということで。

肺がん

@ですからここの1番上にできているから声帯の神経にくっついているから神経を取ってしまわなければだめ。

「神経を取ってしまわないとそこに転移して

@声が出ませんということで。

「じゃあそのときにどういう気持ちでしたか声が出ませんということで

@もう真っ暗ですね。先生の話が聞こえるんですけども聞いてないんですねも。

「そうですよねこの辺がガーンとなっちゃってね。

@それから2カ月リハビリで手術前に自転車に乗ったり

「手術の前に

@そうです

「体を鍛えるんですか?

@そうしないと体がもたないですって。長い手術だからね。

「肺の手術だし

:だから僕はねそれを聞いたときにたまたまあの談志師匠とお会いしたんですよ。それで談志師匠にこれこれこうでこうなんですよと言ったらうちの相棒がこうなってしまってと。そうか病院は他えいかなかったのか?というからいや1カ所だけじゃないですかといったら「すげえなそれは」というんですよ。で談志師匠は俺だってね4カ所とか5カ所とかいろいろいったと。1カ所で決めるというのはよっぽど自分が強いかをずぼらかこの2つしかないと思っているんだけどもどっちだって言うんですよ。うーん強いんじゃないですかといって、じゃあ俺と違うなと言っていましたよ。

「それは本当に1カ所で悪いなと。科学的にそうだと。

@もうあの大きかったんですよだから。3センチから5センチというガンが。後で聞いたら手術の可能性で14%しかなかったというんですよ。成功率が。

「成功率14%。まぁ。

@あとでいうんですよそれを。

「それは初めに言われるともっと嫌ですよね。でもみなさんそんなのびっくりしたんですけども右咽喉麻痺といわれて精密検査をしたらがんがあって3. 5センチぐらいの腫瘍が声帯を圧迫しているということで。でも痛くもかゆくもなかったんですってね。

@ないですね。

「まず肺を摘出する。37時間。皆さん37時間の手術なんて考えても想像しても分からないぐらいなんですけどもちょっとコマーシャルをはさみましてでもまあこれだけお元気になったんだから今はその話をしていただけるんですが37時間の手術というのがどういうものかというのはちょっとうかがわしていただいてちょっとコマーシャルです。

黒柳「肺は右肺を全部摘出するし声は多分でなくなるかもしれないというそういうようなお話でとにかく手術をせざるを得ないということで。私も随分長いお話しを聞きましたが37時間というのはどういう先生はどうなってるんでしょうねその間。

@いやだから分からないんですけども5人ぐらいの先生がチーム組んでやってましたけども僕は全身麻酔ですから。あの起こされたのが2日後ですから。

「でもアレですか途中で麻酔足すんですかね。

@どうですかね。

:お医者さんだって37時間ぶっ通しでできないですから。

@医者みたいなこと言って偉そうに。

:37時間できないよ。

「それはできないですよね。間にお休みとかあったの。

:ここのところの血を止めてちょっと休憩しましょうとかそういう感じなんですよ。

@素人だからいい加減なんですよ。

「貴方見ていたわけじゃないんですよね。

:見てない。

「見てないの(笑)じゃあまり当てにならない。だってそうじゃないと37時間って看護婦さんだってなんだって先生が5人いらっしゃったにしてもですよ、朝の8時から始めても丸1日朝まできてまたその次の朝がきて、それでその日の夜の9時ぐらいまでが37時間ですから。

@僕は起こされるまでわからないですから。

「しかも2日後だったんですか。でも分からないんですけども37時間分の麻酔って普通できないんじゃないんですかね。あれ背中にやるんでしょう。

@そうです背骨です。

「だから背骨にやるんだからあけちゃっら後ろから足せませんよね。

@わからないですよね。

:自分だって疲かれたからもうおるわと言って起きるわけにはいかない。

@わからないんだからね本当に。

「だけど久米宏さんが盲腸をやったときには麻酔が切れたんですって。痛いんですと言ったら消えてしまったのかといってだけどを開いちゃってますからひっくり返して後ろから麻酔をやるわけにはいかないからこのままやらしてもらいますということですごく痛かったといましたからそういうこともあるんだと思いますよね。どうなったかは分からないけどもみなさん心配なさとと思いますがとにかく37時間に及ぶ手術というのを後でお聞きになったわけですよね。それで1番最初に目が覚めたときはどんな状態だったんですか。

@集中治療室に入ってまして、管が体中に下ってしゃべれないんですよ。

「だから自分が声が出るかもわからない。

@こっちの手が3倍くらい膨れて包帯を巻いているですよ。それで氷につけてあるんですよね。分かったら握ってくれと言うんですよ。しゃべれないから。説明を聞いてにぎりますよね。

そっちの手(右手)は全然動かないの?

動かなかったし。

「声はいつごろでどうなったか分からなかったの。

@声はねやっぱり声帯にシリコンの糸を詰めるですよね。開けて。それでこうやって声が出るから動かないからこれを寄せるんですって片方に。それでこの声になると。だから声帯が半分しかないという。

「片一方はシリコンが出ているの。シリコンで声が出ている。すごいですね肺はとにかく取っちゃってこれはまた別だったので。その肺を取る手術をやってみて、それから今度は声帯の手術の方へ。その間は心配だったでしょう。

@あと抗がん剤放射線治療ですか。抗がん剤が僕は少し毛が抜けたですけども白血球が下がっちゃって隔離されて。

「それはそうですよね。病気や何ががすぐにうつりやすくなるんですよね。

@だから5日間隔離病棟で。

「こういう方がいたら病気が移りますからね。

@雑菌だらけですからね。

「子供ほど雑菌って多いんですよね。知ってる?

:俺だって立派な大人ですよ。

「大人ですけどもその純真な人ほどで菌がねいっぱいついているらしいわよ。だからマスクして全部もし、会いに行くんだったら大変。子供は大概会わせないんじゃないですか。

:ここにシリコンを入れないでマイクを入れればもっと楽だったかも。

@やかましいわ。

「とにかくそれでもってその時にセントさんはコンビを解消しようとおっしゃったんですって?

@いやもう覚悟しましたできないというね。声が出ないんだから。どうなるかわからないし。完全にあきらめてだからその時に書いたものがいっぱいあるんですけどね病院で。何か自分でも分からないものを書いてますね。

「本当にねその時はね思い余って。で解消しようとおっしゃったんですか?

@いやまだ言ってない。これからいいますから。

「これから(笑)。言おうと思っていろいろあれこれ書いていらしたの。でもそんなこと考えていらしたてルイスさんそんなこと全然。

:僕はねある部分ではで治るだろうとは思っていた。変なそんな気概がしていた。だから別に大丈夫だろうという感じがあってその時にいろんな人がルイスお前今までやってきたんだからいいじゃないかというそういうことを言う人もいた。それでお前な生活もちょっと切り詰めるよう。だからこっちへ引っ越してこいよマンションを買ってくれるという人もいたりして。

「随分いいじゃないの。

:そして生活を切り詰めろ、仕事がないんだから。

@だから何が言いたいんだ。

:だから本当にその時に人の情というのもわかったし。ありがたかったなと。

「あさだけどやめるという気はなかったので。一緒にやっていこうと。

:倒れればこっちも苦しい。

「まあね漫才というのはそういうものですよね。

:だから漫才というのは今までそれほどで2人でひとつだという感覚があまりなかったわけですよ。それがで初めてその時に分かった。

「なるほどね仲が悪いんだしね。別れてもよさそうなものだけどもでもやっぱりそんなことはできないと。本当に自分の中では1つになっているんでしょうね、このセントルイスというものが。だけどあなたの方としては別れた方がいいんじゃないかと言おうかなと。だけどわけのわからないことをいっぱい書いて出した。心が一時乱れていたんでしょうね。

@でしょうね。

「その時は右手もまだ字を書くというか。右手ですかあなたは字を書くときは。

@そうです。

「やっぱりこっちもアレだしでそれは大変でしたよね。さてちょっとコマーシャルをはさみまして今度声帯の方の手術になりましたちょっとコマーシャルです。

黒柳「さてセントさんは肺の右肺はとにかく全部摘出手術は終わって、それから3カ月弱であの声帯の方の手術をなさることになった。でその手術はどのぐらいで?

@2時間ぐらいです。あの切って開けてシリコンを入れて詰めながら片方寄せてカメラで見るんですよね。あの先生が。声を出してくださいといって。

「ああ全身麻酔じゃなくてここのところだけの麻酔で。

@ええといってこれぐらいで大丈夫だと言って後で縫うんです。だから音が出るまではぬえないから。開けたまま。

「大変ですね。大変な手術ですね。

@だけどドリルでここの穴をあけますから鼻に臭いんですよね骨を削る音が。においが。焦げたみたいな、やってるのかなという感じですよね。

「でもそこにシリコンを詰めてでも何ででもとにかくその半分の声帯で今しゃべってらっしゃる。どっち側の声帯でしゃべってらっしゃるんですか?

今は左でしゃべっているんです。だからこっちを抑えるとちょっと声が寄るんですよね。

「でもよくそれで手術が終わってからどれぐらいですかしらね。何カ月?

@もう半年。

「でも始めはもっと出なかったでしょう。

@もうかすれて。

「今だったらね知らなければ。

@だから毎日歩いて1時間歩いて声を出してと。

「肺と両方の。

@なれないとできないから。

「しゃべり続けるというのはね。

@漫才をやっていてもね相棒が声が大きいでしょう。バランスを取るのが大変でねマイクがいいからいいけども。

:声がねあったまってくるとね車のエンジンと同じようにどんどん調子がよくなってくるんですよ。最初にワワワとやってだんだん声が出てくるという感じになってくるんですよね。

「じゃ今はほぼ昔と同じように仕事ができるんという段階に?

@そうですね1時間ぐらいの講演をやっているんですけどもがんのあれですから、そういうのは平気でマイクがいいから

「そうですか。その講演と漫才とは違うのでね。

@漫才は戦いですからね言葉の。

「言葉の戦いだし息とかそういうものも普通の講演の時のお話と違うので。でも仕事に戻れたのはやはりうれしくていらっしゃる。

@そうですねえ。ありがたいですね。

たばこはおやめになったんですね?

星ルイス@全然吸っていません。

「前はどのぐらい吸ってらしたんですか?

星ルイス@1日に60本ぐらい。3箱。

「それ今は全然?

全然吸っていません。

「それも悪かったんですかね。

それだけが原因とはならないですけどね。

「まあいろんな原因があるんですけどね。あなたはたばこは?

星セント:僕は吸いますよ。大好きですよ。

星ルイス@特にこいつ隣で吸うんですよね。

星セント:
煙を吸うのも面倒臭いから、食べたいぐらい好きですよ。

「あなたは煙がきてあなたはどんな風?

星セント@いやですよ。だからそばにいないです。

「でもアレですかねぇ、その煙を吸ってやっぱり吸ってみたいとは全然思わない?

@思わないですね。

「そうですか。そんなに前とは全然お変わりにならないようにそんなに大病を大変な手術をなさった方には見えないですけども。

@丈夫になりました。6キロ体重が増えました。

「前よりはそうなんですか。だからなんとなくお元気そうだなと思っていたんですけどね。

@リハビリが効いていますね。

「でもまあとにかく肺がんということで肺を全部摘出して声帯の半分もとってそこにシリコンを入れてしゃべれるようになってらっしゃるんですけどもう。医学がこれだけ発達すると人間もすごいものですよね。

@聞いたときはもう全然だめだと思いました。ガンて怖いじゃないですか。人ごとだと思ったんですけどね実際になるとこんなものかって。

「でも仲が悪いと言ってもルイスさんはこんなふうに一緒に並んで仕事ができるようになったのはうれしいですか?

:まあそれは嬉しいですよね。

ちなみに、
下咽頭腫瘍及び肺がんの手術後、
2002年8月15日に無事退院。
2002年8月31日に復帰会見をし、
2002年9月3日に一旦は復帰公演を果たしましたが、
この「徹子の部屋」出演後、
2003年5月21日には解散が明らかになりました。

テレビでは、星ルイスさんが亡くなった際、「同じような病気で後を追っていくなんて、天晴れだ」などと話していましたが、もしかしたら、二人を同じ病気で死なせたのは、二人とも好きだった”あるもの”が原因だったのかもしれません。


肺がんとタバコ

 肺がんは気管、気管支、肺胞の細胞が正常の機能を失い、無秩序に増えることにより発生します。アメリカのがん学会によれば、肺がんのうち、85〜90%はタバコに関係するものである、とされています。タバコによる肺がんは、肺の入り口にできる”扁平上皮がん”や”小細胞がん”が主体であったと、以前はいわれていましたが、その後、タバコの低タール・低ニコチン化により、よりタバコの煙を吸い込むようになった結果、現在では、肺の末梢(より奥)における、また、より治療しにくい”腺がん”が、現在では喫煙と関係あるものが多くなってきています。

 タバコを多く吸う人ほど肺がんにかかりやすいとされており、一般に「重喫煙者(1日の本数×喫煙年数=喫煙指数が600以上の人)」は、肺がんの「高危険群(リスクの高い人)」といわれています。毎日喫煙する人は非喫煙者に比べ、約4.5倍肺がんのリスクが高くなります。また、喫煙の開始年齢が若いほどリスクが高くなり、20歳以下に喫煙を開始すると非喫煙者に比べ、リスクは6倍近くなります。

 肺がんの予防の栄養に関して、緑黄野菜・果物に多く含まれているベータカロチン摂取量が多いと、肺がん発生率の減少が認められると報告がされました。それをもとに、ベータカロチンの補給により、肺がん発生率を減少しうるかどうかの化学予防と呼ばれる臨床試験が行われましたが、結論は否定的だったそうです(非喫煙者では、ベータカロチン摂取によって、がんの発生率を有意に抑えることができるが、喫煙者ではベータカロチンを摂取すると、逆にがんの発症率を増やすかもしれない、ということがある論文で述べられていましたが、もしかしたら、この事実が臨床試験結果を説明できるのかもしれません)。

 予防というよりも、発症を早く知ることによって、早めに手術で切除することによって、死亡率を減らすことができるかもしれません。この点において最新のCTでは細かくみることが可能であり、また、おいてある施設は現在まだあまりないですが、PETなどもこの意味では有効な手段なのかもしれません。

 肺がん患者の死亡数は、タバコの消費量と強い相関関係があるようです。但し、実際にタバコの影響が現れてくるまでは、肺がんの場合、約20〜30年ほどのタイムラグがあるようです。実際、これは、アメリカにおける肺がん患者の死亡者数とタバコの消費量の相関をみると、はっきりしてくると思います。

 上記のように、アメリカ国内では、タバコ消費量が1960年代から減少してきています。また、それに呼応するように、1990年に入ってから肺がんの死亡率は頭打ちになってきており、21世紀に入った現在は減少傾向になってきているようです。肺がんの原因はタバコではなく、大気汚染などの環境変化の方が影響が強い、という意見もありますが、もし、そうであるならば、環境汚染が急に良くなったなどという証拠はありませんので、このように、頭打ちになってきた説明ができなくなります。ちなみに、女性については、タバコ消費量は男性ほど多くはありませんが、しかしながら、男性より少し遅れて増加しており、現在やっと頭打ちになってきているらしいです。これが、まだ、女性の肺がん死亡率が上昇傾向にある理由のようです。

 一方、日本の状況は、以下の通りです。

 日本では、全体的には喫煙率は低下傾向にあります。しかしながら、タバコ消費量は現在も低下してはおらず、特に、アメリカと同じく、女性においてタバコ消費量の増加が著しいようです。現在、このため、肺がん死亡率はうなぎ登りに上昇しており、1993年からは、部位別の死亡率では、男性では第1位となっています。女性では、現在は胃がんに次ぐ、第2位となっていますが、将来トップに立つのはほぼ間違いありません。タバコ消費量と肺がん死亡率に約20〜30年のタイムラグを持って、相関関係があることを考えてみると、日本の肺がん死亡率は、少なくとも、今後20〜30年の間は上昇していくことは、(現在は、肺がんの5年生存率(治療開始から5年間生存している割合)は25〜30%といわれていますが、画期的な治療法ができなければ、)ほぼ間違いない、といえるでしょう(一時期、肺がんの画期的なクスリとして「イレッサ」というのが話題になりましたが、副作用などの問題が多く、また、特に喫煙者で生じた肺がんには効きが悪いことがわかっています)。現在、若い世代20〜30代を中心に喫煙率が再び増加傾向が出てきているようであり、これからもタバコ消費量が減らなければ、勿論、それだけ、将来肺がんになる方は増えていくはずです。

 この肺がんの上昇は、喫煙者に限った話ではありません。世界的に著名なタバコ研究者である平山 雄博士の研究によれば、受動喫煙によっても肺がんの死亡率は上昇するという結果がでており、たとえば、「夫が1日20本以上喫煙している場合、非喫煙者の妻が肺がんになる確率は1.91倍になる(非喫煙者の夫の場合を1.0とする)(平山 1983)」という結果が出ています。

非喫煙者
全体的にピンク色で
きれいにみえます
喫煙者
上部の黒いのはタール
下部のくぼんだところが肺がん
A:肺気腫(はいきしゅ emphysema

B:肺がん(はいがん lung cancer

WARNING
世界タバコパッケージの警告表示
〜「肺がん」編〜
(写真表示については、少し、きついのもあるかもしれませんので、
自信のない方はクリックしないでください)
EU諸国1
(イギリス:英語)
EU諸国2
EU諸国3
ブラジル旧版
(ポルトガル語)
ブラジル新版
(ポルトガル語)
カナダ1
(英語)
カナダ2
オーストラリア
(英語)
(PDFファイルで他の警告表示も見られます)
タイ
(タイ語?)
シンガポール
(英語)
(とても重いです)
日本
新しい警告文
(2005年6月30日には全部に付く
予定ですが、その
表示は海外のもの
に比べると、
不鮮明です。)
喫煙はあなたにとって肺がんの原因の一つになります

疫学的な統計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が
非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。
(詳細については、厚生労働省のホーム・ページ
www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html をご参照ください。 )

WARNING
世界各地のタバコパッケージの警告表示
〜「死」編〜
(写真表示については、少し、きついのもあるかもしれませんので、
自信のない方はクリックしないでください)
EU諸国1
(イギリス:英語)
EU諸国2
EU諸国3
EU諸国4
EU諸国5
EU諸国6
EU諸国7
カナダ1
(英語)
カナダ2
オーストラリア
(英語)
(PDFファイルで
他の警告表示も
見られます)
タイ
(タイ語?)
シンガポ−ル
(英語)
(とても重いです)
Smoking can cause
a painful death
喫煙は苦痛を伴って死んでいく原因となりえます
日本
新しい警告文
(現時点では該当するものなし)
日本
今までの
警告(?)文
健康のため吸いすぎに注意しましょう。

↓↓↓ (1999(平成元)年 変更)

あなたの健康を損なうおそれがありますので、
吸いすぎに注意しましょう。

 将来、自分自身、または、自分の家族にどのような生活を望みますか。肺がんの末期にはずっと水におぼれているような状態になるといいますが、そうなる事を希望されますか。
 
事実を良く知った上で、本当にタバコが生活していくにあたって必要な存在なのか、どうかを考え、または、考えさせ、その上でタバコを吸うか、吸わない(吸うのをやめる)かの選択をする、または、させていくのは、あなた自身です。

  • なお、図表は東北中央病院の大竹先生にご提供いただきました。ここに改めて御礼申し上げます。

ご意見・ご要望がありましたら、どうぞ、こちらまで。

2005/05/03 記す